お知らせ

パーソナルカラー診断から、パーソナルカラーメイクを提供するサロンが立ち上がりました。
ただ、当時はまだ「パーソナルカラー」という言葉はあまり知られておらず、なかなか思うようにはいきません。

もっと気軽に来ていただける入口が必要だと思い、始めたのが「眉カット」です

ちょうど、太眉から細眉へと流行が変わっていく頃だったので、
眉を整えに来られるお客様は、
お仕事帰りの時間帯や土日には、
何時間もお待ちいただくことがありました。

シャープな細眉の後は、細いアーチ眉が流行り、とにかく薄い眉が流行ったことも。

「流行」はどんどん変化します。

ご希望に応えようと、ミリ単位で数えきれない眉と向き合いました。
そのおかげで、眉カットの技術は相当身につきました(^^)。

当時、お客様のご希望のほとんどは「流行の眉」。
流行の眉は垢抜けて見える、皆さんそんな感覚だったように思います。

そんなある日、
今までまったく触ったことが無いという、
少し難しそうな眉のお客様がいらっしゃいました。 

ご希望は特になく「自然に」とのこと。

「いかがですか?」

そう言って、手鏡をお渡ししたところ――
お客様の目から、大粒の涙。

おっ💦 切りすぎた? 思っていたのと違った? どうしよう……💦。
私は、ドキドキしました

しばらくして、少し落ち着いたお客様が話してくださいました。

「私、物心ついたころからこの眉で、ずっと“あか抜けない”って思ってたんです」
「職場でも、頑張っているのになんか認めてもらえていない気がして、それも眉のせいなんじゃないかと。
なんか損な役回りになってる気がしたときも、眉のせいなんじゃないかと‥‥」

「でも、この眉だったらだいじょうぶですー」
と、泣いて喜んで下さいました。

良かった(^^;)

そのお客様は、その後も毎月、何年にもわたって通ってくださいました。
楽しいお話をたくさんして下さり、人生の嬉しい出来事などもご報告頂きました。

たかが眉、
されど眉、
です。

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その後、眉やメイクの流行はさらに変わっていきました。

「眉と目がくっつきそうなくらい近くにしたい」「完全な八の字眉にしたい」など。

流行は時に、ちょっと極端になっていったりします。

極端な方向へはいけない層が増え流行ではなく、

「自分に合う眉にしてほしい」

というご希望が増えていきました。

でも、それまでの流れもあり、
なんとなく「流行」におさめようとしたり、
「こんな感じかな」と、感覚に頼ったり。

ただその仕上がりには、
お客様の満足度が80%くらい、

私の満足度は50%くらい。

「どうして、この眉が私に似合うと思ったんですか?」
率直な質問を頂き、言葉に詰まることもありました。

「似合う眉」って、どうやって決めるんだろう?

基本のサイズ感ではなく、
筋肉や骨格に沿わすだけでも無くて、
このイメージだからというのも違う気がして。

私流の【似合う眉】の定義(のようなもの)を探し始めました。