高校3年生。
いよいよ「やりたい仕事に向けての第一歩」について考える時期になりました。
先ずは先生に、
「メイクや髪型を整えて、その人の毎日がちょっと楽しくなる。そんな仕事がしたい。」
みたいなことを、ごにょごにょ説明しました。
今から40年ほど前の話です(笑)
「イメージコンサルタント」という言葉もありません。
今では小学生でも知っている「パーソナルカラー」も、誰も知りません。
「それって、何の仕事?」
「仕事として成り立つの?」
誰に説明しても、ピンと来ていない様子。
結局、
「まずは美容師免許を取るのが一番近いんじゃない?」
という結論になりました。
当時は、美容学校へ1年通い、その後1年間美容室で働いて、やっと国家試験の受験資格がもらえる時代でした。
ところで、それまでの私、
何か一つに夢中になった経験がありません。
勉強もバイトも、
「まぁ、できなくはない。」
だいたい65〜75点くらい。
言われたことは、まぁまぁやって、まぁまぁそれなり。
そんな感じでここまで来ました。
だから美容師も、
言われたことをこなしていればそのうち、まぁまぁできるようになって、資格も取れて。
頑張ったら、なりたい自分にもなれる。
どこかでそんな風に思っていました。
美容師免許は、なんとか無事合格。
ただ、美容室での業務は大変でした。
同期はどんどん試験に合格していくのに、
私は最初のシャンプー試験から大苦戦。
カラーも。
ワインディングも。
ブローも。
何をやっても要領が悪い。
同期とどんどんデビューの差がつきます。
「あれ?」
「私って…不器用?」
そこでうすうす、じわじわ気づきはじめました。
でも、私はメイクとヘアアレンジがしたい。
サロンでの技術もまだまだなのに、
チャレンジチャレンジ!と、休日を使ってメイクスクールへ。
ところが、そこでも…。
「あれ?」
「私、メイクも下手?」
練習したら上手くなる?
もっと良い道具を買ったら変わる?
お給料はほとんどメイク道具へ。
寝る時間を削って練習。
それでも、
「なんか違う。」
センスもないのかな。
向いてないのかな。
そんなことも考えるようになりました。
でもその頃から、少しずつ思い始めたことがありました。
器用じゃなくても、
センスに自信がなくても、
メイク道具が少なくても、
自分に合った、“良い感じ”に仕上げる方法って無いのかな?
簡単にその人の魅力を引き出せるメイク方法ってあるんじゃないかな、、、
「技術を磨くこと」じゃない、
「道具を増やすこと」でもない、
もっと違う方向から、
その人を素敵にできる方法か何か、あるんじゃないかな。
そんなことを考え始めました。
今思えば、
NIAUメイク診断につながる最初の一歩は、
この頃だったのかもしれません。




